Amoriaのプリント生地はすべてリバティ社のものを使用しています。
店主の伊藤祥子が、美しく品質もよいリバティファブリックの魅力に完全にやられてしまったためです(笑)
リバティの創業者はARTHUR LASENBY LIBERTY氏(1843-1917)
イギリスの服地商の息子として生まれたリバティ氏は16才でロンドンに出、
イギリス王室御用達の「ファーマー&ロジャース商会」に1862年に入社します。
ロンドンで万国博覧会が行われた年です。
万博では日本の美術品が紹介され、氏を始め、ロンドン市民を魅了したそうです。
会社内で「オリエンタルウェアハウス」という部署を任され、成長させたのち、
1875年に自身の会社「リバティ商会」を設立。
日本など東洋の装飾品やファブリックを扱う店をスタートさせました。
これがリバティ社の始まりです。
それを知った時、なぜこんなにリバティに惹かれるか、わかった気がしました。
日本や東洋へのリスペクトや憧れと共に生まれたファブリックは、
イギリスや西洋の文化と混ざり合い、一つの美しい価値観が布に写し取られているように感じます。
一人一人の女性に温かく心地よい所に帰ってもらえますように。
そこからそばにいる人に温かい世界を広がりますように。
(また、私自身もそうあれますように)
という思いでAmoriaのウェアを作っています。
それにはまず自分自身にときめいていただけたらいいなと思います。
リバティはそれが叶えられる美しさ、可憐さを持った布です。
また品質もすばらしく、アートとしても美しい。
リバティが大好きで語ってしまいましたが(笑)
そのような理由から、当店ではリバティを使わせていただいています。
個性がありながら、そっと寄り添ってくれる布です。
私自身もどのように使うか、どの色を合わせるかを、いつもワクワクしながら作っています。
お買い求めの際は、ぜひ楽しくお選びいただけたらうれしいです。
(なお、ただいまの時点では、輸入のものは使用しておらず、すべてリバティジャパン社の日本製の布を使用しております)